大阪 守口市/旭区 腰痛・坐骨神経痛

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症例

鼠径部痛

6歳 男児

2週間前運動会のリレーの練習中に右鼠径部が痛くなり、終了後痛みで泣いていたとのこと。

近くの整形外科にてレントゲン検査等受けたが異常なし。
この歳で、筋肉を傷めるようなことはないと湿布のみもらい安静にしておくようにとのこと。

最初よりは痛みは幾分かは楽になっているが、原因がわからずあまり変化がないことに母親は不安があるよう。

どういう動作で痛みが出るか確認したところ、開脚時が一番痛むとのこと。
屈曲伸展では特に痛みなし。
右の足首を左の膝にのせ右に倒す(パトリックテスト)と痛みあり。左はなし。
痛む部位を触診すると、圧痛は少しある程度。
パトリックテストを指標にした。

走っている時に痛くなったので、足にも痛みがないか探したところ、F2の経絡上に圧痛が3ヶ所、F1の経絡上に1ヶ所あり。
パトリックテストで痛みが出る場合、F2F5の経絡上に圧痛がでるので確認をしたがF5は特になし。
F2の経絡上の圧痛部に(子どもだったので)ハペパッチを一つずつ貼ってはパトリックテストをし痛みを確認する。

貼るたびに痛みは減っていき、パトリックテストでは痛みがなくなり、開脚をしても痛くなくなった。
他の動作で痛みが出るか確認するも特に痛むことなく、更に大きく開脚してもらうと少し痛みがある程度。

F1の圧痛部にハペパッチを貼ると、大きく開脚しても痛みがなくなった。

母親は痛みの原因がわからず不安だったようだが、ハペパッチを貼るたびに痛みや動きが変化していく様子を見て安心されたようだ。
ハペパッチの再利用法を伝え、毎日張り替えていただくよう伝え治療は終了。

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